新陳代謝か育成か

休憩時間、帰宅して寝る前の短い時間に本を読みつつ
気になった本を買うので確実に読むより買う方のスピード
が勝っており積読増殖、置き場に困る状態にもかかわらず
つい新しい本を見ると「この本が今を劇的に改善してくれるの
ではないか」という思いが沸き上がりテンション高くなり
買ってしまうがそれを読むのは本当に地道な作業であり、
物事を改善するのは地道な作業の積み重ねでしかないなと
いうことを本を買うこと（読んでない）で学んでいる桑原です。

ブログで紹介しきれてませんが、日々日々試作、試食を繰り返して
います。
確実にまきばはじまって以来最高新記録的に試作、試食を行って
ます。

人生そんなものだと思いますが、あることを頑張る相反することに
不安をおぼえます。

商品開発をたくさん繰り返すことで開発力は上がっている（はず）
が、数多くの商品を作ることで限られた力が分散し結局強い商品
につながっていないのではなかろうか。

ポテトチップスのいろんな味がコンビニに出ては消えてゆく。
でもうすしお味はずっと残り続けている。
季節限定のいろんな味を作るんではなく、ロングで生き残り愛される
うすしお味を作るべきではなかろうか。

そこで本を読み読み色々考えるわけです。
現時点の結論は、結局ですが「量質転化」。
大ヒットを狙って一つに集中するんじゃなく、いろいろと開発
しているうちに「あれっ、この商品なんかとっても評判良いんだけど？」
というものが奇跡的に出てくる。

それに気づいたらその商品を改善したり他のお客様へも提案したり
として「うすしお化」出来ないか試行錯誤を繰り返す。

世間は厳しいもので自分でヒット商品にしようと思ってできる人は
一握りの天才だけ。

できるだけヒットになるための努力をしつつ、あとは量質転化と
神頼み。

ゆえに現時点の結論は、新陳代謝をしまくっているうちに頭角を感じた
ものを育成する。

ということで試作試食の量産は継続です。