店長ブログ
掛け算で目指す1/1000000
営業を頑張り仕事が忙しくなったら
営業マンから採用担当にチェンジし
採用活動を頑張り新たな仲間が入ってきたら
白衣、長靴、ロッカーの準備、希望お仕事日時の調整
の裏方になりつつ、新規商品提案のための情報集めを
お客様にしつつ試作のレシピを作って現場に渡す商品
開発担当をしつつ、試作品の完成、出荷出来たらアポ
イントを取って営業する営業マンに戻ってくるという
サイクルを回している桑原です。
こないだ新商品のいもジェンヌ焼きいもコロッケの
記事をブログに掲載したような、されていないような
だったので重複かもしれないですが再度このコロッケに
ついてブログ書いてます。
(ちなみに今筋トレ終えてきました。服を着替えず、
道具使わず、場所も畳1畳あればできるこの手軽さは
まさにマイクロチョコザップ)
商品開発で自分が常に大事にしていること、
それは「他社が作れないもの、もしくは作れる会社がめっちゃ
少ないものを作る」です。
まきばでは、基本手作業での商品開発がメインです。
手作業の良さは、小回りが利き少量生産に対応できる
こと。
デメリットは、人件費が高騰している中人の手で作る
わけなのでコストが高くなり結果価格も高くなること。
皆さんもそうだと思いますが、スーパーで商品を購入
するときに同じようなものなら安い方を買いますよね。
先日近所のスーパーでスポーツドリンク購入しようと
言ったら大手メーカーのものがおよそ100円、スーパー
のPBがおよそ70円。
ついPBの方を多目に買ってしまいました。
しかし例えば家族旅行でお出かけして食事するとき
大手チェーン店に入るか、その地で有名なお店に入るか
となったら価格は倍くらいしても地元の有名店でご飯
を食べるんじゃないでしょうか。
その土地でしか食べれないものを食べる機会は限られて
いるからです。
この心理を手作り商品を作っているまきばは常に考える
必要があります。
上に載せたいもジェンヌコロッケはまさにこの要素を
含んでます。
①いもジェンヌは、新潟のブランドさつまいもであり
入手が難しい
②さらにその希少性の高いいもジェンヌを焼いもにして
糖度をさらにアップさせている(焼いもに加工できる
メーカーは限られている)
③焼いもにしたいもジェンヌは、粘りがめっちゃ強くて
機械にくっつくので成型ができない
それを知人経由で紹介頂くことができた新潟県食品加工
技術研究会の支援によって成型することができた
①②③の要素どれか一つを持っている会社はたくさんある
はずです。
仮に1つの要素の希少性が1/100とすれば100社に1社はできます。
でもこれが3つ合わさると1/100×1/100×1/100=1/1000000
10万社に1社のレア度になっちゃいました(甘栗むいちゃいました)。
テレビで活躍しているタレントもこの掛け算で勝負している人が
多い印象
(かっこよくて×高学歴で×歌がうまい)
一種目で金メダリストは世界で1人
複数種類の掛け算でレアになれる人は多数
ちょっとレアのかけ合わせでめっちゃレアになれるパターンを
思考錯誤した商品を引き続き考えてゆきます。