圧倒的に強みにフォーカス

仕事が落ち着くと不安になり
常に忙しく動いていることに安心感を感じるのであるが
その忙しく動いている内容が成果に結びつかないことである
ことをようやく心から理解して、面倒で時間がかかるけど
周りの仲間に引継ぎを開始し、机の前で仕事している時間を
限りなく削ってやろうと決意しつつ机の前でブログを書いている
桑原です。

皆さんは自分の強みを理解してるでしょうか。
また、その強みにフォーカスしているでしょうか。
商品開発をしているとよくあることですが、他社さんが
作っている自社との類似商品があるとつい対抗意識が
でてきて同じ商品で張り合ったりします。

他よりも味が良い
ボリュームがある
材料にこだわっている
価格が安い
などなど。

こういう似ている商品やサービスで後発組が勝負すると
大抵価格競争に入り込んでしまいます。

なにで勝負するか。
それは圧倒的な強みです。
自分にそんな強みなんてない！
みんなそう思うわけです。
そんなときに考えることは、
・範囲をとにかく狭く狭く絞りまくる
・一つで圧倒的にならなくてもいくつかの要素の掛け算で強みを見つける

あと、他の人が面倒くさがってやりたがらないことに強みは隠されてます。

本日も試食をしました。
その中に4種類のコロッケがあります。
実はこれ、全部ほぼ同じコロッケ。
何が違うかというと、調味料の配合の違い2種類×バターを入れるタイミング2種類＝計4種類

ほんの些細な違いなんですが、お客様より試作の依頼を頂き４パターン試作しました。

正直４種類試作するのに、レシピを作り、それぞれ別々に試作し、
それもほぼ手作りでやりますのでとっても手間がかかります。

普通ならめんどくさい！となってやりたがらないことに勝機（商機）があるのです。

また、この手間のかかるコロッケをまきばでは３，０００個程度の小ロットから対応
しています。
食品製造業以外の方だと「３，０００個って多いんじゃない？」と思われるかもですが、
その業界の方がいたら聞いてみてください。
通常オリジナルのコロッケを作ったらある程度の工場だと数十万個単位になります。
圧倒的な小ロットを圧倒的な手間を惜しまず作るから他社さんはなかなかやりたがりません。

また、夕方に急にお客様からご注文を頂くことがあります。

予定していたいなり煮が予定数から上振れし、急遽製造のご依頼を頂けば、
即原料を手配し製造を組み込みます。
夕方に頂いてから３日後に製造を組み込みました。
今の時代、ちょっとした調味料でも午前中までに発注を頂かないと注文は
閉め切り翌日以降となります！
という会社がほとんどです（ただ在庫出荷するだけだろ！）と思うんですが。

なのでスピードは大きな差別化の要素になります。

圧倒的小ロット、圧倒的なスピード。

これができたら多少の価格差は、お客様は気にしなくなるわけです。

もし小ロットでのコロッケ、メンチ、惣菜加工品をお求めの会社様
いらっしゃったらお声がけくださいませ♪