しっぱい目標

先週健康診断に臨んできました。
日々誰に褒められるわけでもなく
定期試験があるわけでもなく
黙々と継続し続け25年以上
筋トレの成果を唯一数値で確認する
事のできるイベント「健康診断」で、
最近色々考えさせられることが多数
あり、食欲が若干落ち、
結果ここ3年で最も体重が減ったのを
確認し、若干嬉しいと感じてしまった
桑原です。

皆さん最近心折れるという経験をしたこと
ありますでしょうか。
今思うと社会人なりたてのころは、ほぼ毎日
心をポキポキとお客様、上司、先輩に折って頂き
この世とあの世を幽体離脱で行ったり来たりして
ました。

人間時間の経過とともに世渡りもうまくなり
できる限り心折れてしまいそうなチャレンジを
回避してしまいます。

そんなテクニックを持たずにいつまでも心を
ポキポキ折れるチャレンジを続けた人がめっちゃ
伸びてる気がします。

人間が諦めるまでの平均チャレンジ回数は1回未満
というデータを聞いたことがあります。
「1回未満ってどうゆうこと？」
つまりチャレンジする前に考えただけであきらめて
いる人が多いということらしいです。

自分はそんなんと違う！
そう思って勇猛果敢にチャレンジしたとてやはり断り
の連続、うまくゆかないことの連続にぶち当たると
あっという間に意気消沈します。

そんな時に心の支えになるのが「一勝九敗」。
ユニクロ柳井さんのブックの題名です。
成功している人は、周りから見るとやることなすこと
全部成功している超人のように見えますが、
成功している本人はよく
「10回中1回成功できたら御の字」
みたいなことを言ってます。

つまり成功者とそうでない人の成功に対する考え方
が全然違うんですね。

そこでこう考えると意外と心が折れないことに気づきました。

「成功を目標にしないで失敗の回数を目標にする」

10回中1回成功することを逆に考えれば9回失敗すれば次の
1回で成功する確率が高いということですね。

なので目標設定を9回失敗するにする。

するとチャレンジしてるうちに

「ああ、もう一度失敗したら目標の9回目だったのに
8回目で成功してしまった、残念（？）」」

私は、現在新商品等を試作、見積、商品資料作成、サンプル送付
を記録しながら日々積上げてます。
残念ながらなかなか採用に至りません。
そんなときは、以下を行います。
・お客様のフィードバックを元に試作をし直して品質を向上
・サンプル、見積、商品資料を可能性のあるお客様へお送りする
・以上を数を記録しながらひたすら繰り返す

繰り返すうちに、ほんのわずかかもしれないですが商品の品質と提案力は
理論上は上がる（はず）。

回数を増やすことでサイコロを振るのと同じで理論上は成約率も上がる（はず）。

気合い、能力、効率、神頼み
ではなく、
確率の問題、自然の原理、物理の法則に持ち込みます。

成功する自信はないけど失敗する自信がある自分としては心穏やかに
続けられる最適解かなって今は思ってる感じです（しらんけど）。