店長ブログ
コツコツ勝つコツ
人手不足が深刻化している日本で
大手の賃上げが連日新聞をにぎわせていて
(この賃上げ満額回答してるのって日本の上位0.3%
くらいの会社のことなのにまるで日本中の会社が
賃上げしてるような書き方してるなぁ)
と思いつつ、条件を良くしつつ且つ働く時間は短く
しなければ難易度の高いゲームをいかに攻略するかを
考えつつ一緒に働いてくれている仲間の条件を良くする
ため、昨日17.5時間会社にいた桑原です。
人手が少なければその少ない人手に選んでいただける会社
になるために条件を改善する必要があります。
条件を改善するには、その元手となる利益を上げる必要が
あります。
利益を上げるには、どこでも作れる商品を作っていては
価格のたたき合いになるので他社と差別化がしっかりとできた
高利益商品の開発、無駄のない効率的な生産現場、お客様を作り
継続してご注文を頂けるための営業体制が必須となります。
それらを実現するには、社長これらに対して勉強して、実践して、
失敗して、改善してのPDCAを回しまくる必要があります。
結果、通常中小零細企業の社長はセルフブラック企業状態になり
それを楽しみながら10年20年30年継続する必要があります。
これを継続するには、瞬間風速で気合いを入れて頑張る能力より
毎日同じことをつまらないとか関係なく感情ゼロでオートモードで
繰り返す仕組み作り、習慣作りが必要で、才能でなくて考え方だと
思います。
イチローさんが現役時代毎朝欠かさずカレーを食べ、白い巨塔を
繰り返し見て、同じルーティーンを繰り返すというのがまさにそれ
だと思うわけです。
なめくじの歩みと一緒でその瞬間は全く動いていないように見えて、
時間が経ってから改めてみてみるとその移動距離にビックリという経験
あると思いますがまさにあの感じです。
まきばの製造現場で仕事がめっちゃ早い人がいます。
見た感じ早く見えないのだけれど、無駄な動きが無く
途中動作が止まらないのでめっちゃ早いんです。
逆に見た感じすごく機敏に動いていてすごく早く見えても
無駄に動き回ったり、途中で止まって考えたり
すると仕事は進まなかったりします。
ゆっくりでも止まらず続けること=猛スピード
これが真実ではなかろうかと思うわけです。
今日とある現場改善を一つやりました。
とっても些細な改善です。
やってもやらなくても見た目では分からないくらい小さいことです。
且つとてもめんどくさくてやりたくないです。
なのでみんなやらないのでやったものがちではないかと。
コツコツが勝つコツではないでしょうか。