店長ブログ
2025年商品開発
新たな年になりました。
昨年目標にしていたものの一つが商品の試作品を年間180品
行うこと。
結果、目標を達成しました。
1ヶ月平均15品。
つまり3日に1品は、商品の試作をしたことになります。
今年は年間200品を目標にしました。
当たり前ですが、普段何気なく時間を過ごしていたら200品もの
アイデアは、浮かばず。
A社さんで好評だった商品をB社さんに少しアレンジして提案してみよう
とか、C品とD品を組み合わせたらE社さんに好評頂けるかも、
というように連想しながら考えて即提案。
こうやってようやく1年かけて200品目の知恵を絞りだすわけです。
今回試作したのが、きんぴらの豚肉巻き。
今までも作っており手間暇がかかる分価格もしっかりといただいておりますが
それでも人気で底堅く売れています。
今回何が違うかというと、通常使っているバラ肉を「ロース肉」
に変えたことです。
(たったそれだけ?)
そう思うかもしれませんが、お肉の部位が違うと作業性も全く
変ってくるんです。
比較的形が一定のバラ肉に比べ、ロース肉は同じ1本のロースでも
その場所によって太さが違い、結果大きさがバラバラになりかねない。
ハラハラしながら試作をしてみると、これまでの経験が功を奏し
とってもうまく試作品が作れました。
見た目、サイズ、作業性、今までとあまり変わらずできるという手ごたえ
を得ることができました。
次にどうするか?
A社さん向けに試作したこの商品を、ご提案できそうな他社さんがないか
連想してそのお客様に横展開して紹介します。
こうやって10回提案すれば1回はうまくゆきますし、提案しているうちに
更なる要望を頂いて思ってもみない方向にお話しが発展し、さらに新たな
試作を行うことで1年間200品の試作が積み上がってゆくわけです。
ちなみにもう一品試作しています。
ミルフィーユ風ソースカツ。
ロースの薄切り肉6枚重ねに、新潟県産の特産品である洋梨「ㇽ レクチェ」
の果汁を配合したソースのセット。
もともとチーズをサンドしたミルフィーユカツとソースを添付したヒレカツ
がありその商品を融合させたものです。
試食すると面白いですが、美味しいものだと社員のみんなが寄ってくるん
ですね。
「これなんですか?めっちゃ美味しそう!」
人間の直感ってすごいですね。
ちょっとコレいまいちだな?と思うものの場合、見事に寄ってくる人が
少ないんです。
ミルフィーユソースカツまさに大好評。
あっという間に試食品無くなりました。
あとはお客様の感想を待ちつつ、アポイントを取って追跡して提案です。
待っていては、幸運の女神は通り過ぎるのでしっかりとつかまえに行って
まいります。