店長ブログ
分母と余裕
先日の夕方に役員の会合があり
どうしても翌日の仕事のやることリスト
の作成が終わらず
会場で必死こいて作ってたら
となりに座った役員の人が
(今日の会合そんなにまとめることがあったけ?)
と不安をおぼえながら私の方を見ていて
その内容を見てたら全然会合と関係ない仕事のこと
だと気づき
「残業かよ( `ー´)ノピシッ」
とつっこまれた桑原です。
人手不足が深刻な世の中、
ここ魚沼でもかなり深刻化しています。
どこに聞いても人が集まらないの定型文句。
人が集まらないとなんとかして集めないとと
悲壮感が漂ってしまい、それが今いる人材や
仕事を探している人たちにも伝わってしまい、
結果今いる人材が抜けたり新たな応募が全く
来なかったりと悪循環に陥ります。
このような状況を目にし耳にするときに思い
浮かぶのが過去にテレビで見た美容室チェーン店
のお話しです。
美容室は、華やかに見える裏で長時間労働、地味な
仕事多数、競合他社多数、そして利力社の多い業種
であります。
小資本でできるため、仕事をおぼえた優秀なスタッフ
が独立すること日常茶飯事。
さらには自分が辞めるだけでなく優秀なスタッフを引き
抜いて辞めてしまうというケースも多々あるようで、
その番組に出ていたオーナーも小規模の時にはこの
状況にかなり頭を悩ましていたとのことでした。
ではその状況をどうやって克服したか。
それは、単純に人を増やすことに注力したこと。
少人数だとこの人がいなくなったらどうしようという
状況が生まれます。
しかし、某有名アイドルグループ○○B48等は、メインが
いなくなっても下に自分の出番はまだかと手ぐすねを引いてる
有望株が多数待ち受けているわけです。
そうなると、トップの人間も気を抜いたらすぐに坂を
転げ落ちてしまうぞという危機感が生まれます。
たまに勘違いしている
(私がいなきゃダメなんだ)的な困ったチャンの発生
防止にもなるわけです。
(新たな人材の花が開きます)
これを聞いてから、分母をでかくすることを考えて
手を打つようにしています。
すると、これがだめならこれで行こうというように
気持ちに余裕が生まれるんですね。
営業でもよく使います。
いろんなネタを数多く列挙して臨みます。
もしこれがだめなら会社が終わるくらいな気持ちでネタを1つ
だけ持って行ったとしてそれを断られたらその場で騒ぎ立てて
でも案件を通そうとしてしまうんではないでしょうか(# ゚Д゚)シャウンガー
相手にとってもかなり迷惑です。
ネタをたくさん仕込んでゆけば、
・A提案→却下→次行ってみよー(^-^)
・B提案→却下→次入ってみよー(^-^)
・C提案→ちょっと反応良い→継続して追いかけよー(^-^)
・D提案→OK→ラッキー、次入ってみよー(^-^)
分母が多いと心に余裕が生まれますが、
事業内容や商品ラインナップに関しては
他社との競争力、力関係があるので単純に広げると
倒れてしまうという難しさがあるのが面白いところ。
正しい部分に関しては分母を広げるのが吉かなって思います。