展示会

かんてんぱぱでおなじみ（すみません、買ったことが無い）
伊那食品工業塚越さんの「いい会社を作りましょう」を
久しぶりに読み、感化され、塚越さんの本をアマゾンで
片っ端から購入。
読んで会社の庭をきれいにしたい衝動に駆られながら、
（借りものだから無理か）とできない理由思考に傾きつつ
まずできそうなことをあれこれ考えてる桑原です。

さて、木曜日に展示会に行ってきました。
日本全国から食品業界に関連する会社さんが集結し商品を
PRする場です。
あたりは熱気に包まれていました。
我が社が開発したこの商品を見よ！
という雰囲気が満載です。

行くたびに思います。
ディスプレイに
試食品に
パンフレット
人員
参加費
本当に各社コストに労力に費やしていてすごいな・・・と

よくお客様やお取引先様に
「まきばさんは展示会参加しないの？」と言って頂きます。
今のところ参加する予定はありません。
なぜか？
私が田舎者で恥ずかしがり屋だからです(;・∀・)ﾊｽﾞｶｼｲ

ウソです（半分本気）

各社が努力し、お金と人員を投入して開発した商品。
それを何か面白い商材ないかな？
と目的意識を持った関連業界の方が多数集まる展示会で
紹介するのは千載一遇のチャンスです。
たとえるならお見合い。
良い人に出会いたいという男女が期待しながら集まる
場所なので確率も高い。

でもお互いに事をよく知ることができるまでに一定の
時間がかかりますし、いざお付き合いしてみたら思って
いたのと違う！ということも当然あるわけです。

まきばの場合、とってもこだわりを思った製法で作られた
地元の生産者の食材を使用したり、フードロス削減のため
味は問題ないけど形等の基準のせいで廃棄されていたものを
使用したり、お客様との長い付き合いによってまきばの強み
を知って頂きその上でこんなの作れない？という要望を頂き
商品開発したりしてます。

それらを展示会に参加し、さあ一言で相手に伝えてください！
と言われても「無理っす(*_*)」ってなります。
なので長い期間かけて理解してもらい、そのお客様からお仕事を
頂いたり新しいお客様を紹介いただいたりということを頑張って
るうちに忙しくなり展示会に出る必要性が（今のところ）ないと
いう状態です。

不思議なものでそういうオーラが漂うのか、紹介以外でもお客様
からお電話を頂きとっても小さくスタートしたお取引が成長して
いってます。
明確なコンセプトを持つことができるとある意味営業は不要なの
かもしれません（会社の規模にもよりますが）。
理想は営業に営業マンが不要な会社ですね。

とかなんとか思いつつも、各社さんすごいなぁ〜と思いながら
遠目でブースを見学し良い経験をさせて頂きました。

※この日も伊那食品工業塚越さんの本を持参。
　伊那食品工業さんのブースもあったので興味津々で食品以外の
いろんなお話を聞かせてもらいました。